Q.次男に自宅を譲るにはどうすればいいの?

A.遺言を書きましょう。遺言がない場合は相続人全員の話し合いで遺産を分けることになるので思い通りの結果にならない可能性があります。但しご長男にも遺留分がありますので注意しましょう。相続人がご長男ご次男お二人の場合、遺留分はそれぞれ相続財産の1/4ずつになります。

Q.遺言はいつ書けばいいの?

A.遺言はお元気なうちに書いてください。遺言はいわるゆ遺書とは異なり法的な文書なので、認知症などになってから書いた遺言は無効となる可能性があります。遺言を書くのはまだ早いと思っておられる方は、遺言を遺書と混同されているのではないかと思われます。

Q.遺言を書いたら財産は使えなくなるのでは?

A.そのようなことはありません。遺言者はいつでもその遺言の全部又は一部を撤回することができ、遺言内容と抵触する処分をした場合はその範囲で遺言を撤回したとみなされます。

Q.独身で子どももいない場合は誰が相続するの?

A.直系尊属(父母や祖父母)が相続します。直系尊属がいない場合は兄弟姉妹が相続します。兄弟姉妹が先に亡くなっている場合はその子(甥や姪)が相続します。

→相続について<法定相続人

Q.相続人が誰もいない場合はどうなるの?

A.相続人が誰もいない場合、相続財産は最終的に国庫に帰属します。国庫帰属となった財産は年々増えており平成24年度には375億円にのぼりました。なお内縁関係では相続人にはなれません。内縁関係など特別縁故者は相続人がいない場合財産分与を申し立てることができますが、裁判所が決めた金額しか分けたもらえません。しかし遺言を書けば自分で決めた財産を残すことができますから内縁関係の場合は必ず遺言を書きましょう。

Q.生命保険金や死亡退職金はどうなるの?

A.受取人固有の財産であるため遺産分割の対象には通常含まれません。相続税の課税対象となりますが非課税枠が設けられており、法定相続人1人につき500万円までは非課税となります。相続税について詳しくは提携の税理士が無料でご相談に応じます。

Q.父が亡くなる前に引き出した現金はどうなるの?

A.引き出した現金が多額の場合は手許現金として相続財産に含める必要があります。なお被相続人(この場合は父)が亡くなると被相続人の預金口座は凍結され、払戻請求をするためには相続人全員の署名押印が求められます。だからと言って亡くなる前に多額の現金を引き出すと、相続財産を把握するのが煩雑になりますから注意が必要です。

Q.お墓や仏壇に相続税はかかるの?

A.お墓や仏壇は非課税財産のため、亡くなる前に購入した場合は相続税はかかりません。しかし亡くなった後に買った場合は相続税の対象となる財産に含まれます。

Q.葬儀費用を立て替えているのだけど?

葬儀費用は被相続人が亡くなった後に発生するものなので、相続人全員の合意がない限り遺産から戻すことはできません。そのまま負担することになります。なお相続税を計算する際は、葬儀費用は遺産額から控除されます。

Q.資産より借金が多い場合はどうするの?

A.相続放棄または限定承認をすれば借金を承継しなくて済みます。ただし相続を知ってから3か月以内にする必要がありますのでご注意ください。